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A PRO TELLS YOU EASY PRINTING TECHNIQUES プロが教えるおきらく印刷術
e冊子印刷では、「鉛筆の名入れ」から、「ハードカバーの書籍」まで、何でも作っちゃう「マルチ印刷屋・いしとも」が、印刷屋やレイアウトのちょっとしたコツや決まりごと、印刷屋の裏技なんかをメールマガジンで皆様にお届けしています。 |
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▲▼ プロが教えるおきらく印刷術 −76の質問− ▼▲ 第27頁
2008年12月18日
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印刷屋のサラブレット いしともがお贈りする
▲▼▲ プロが教えるおきらく印刷術 −76の質問− ▲▼▲
………………………………………………………06/04/05 第27頁…… □■
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お久しぶりですぅ。(^o^)/
2月に、本文なしのメルマガ発行してから
もう2ヶ月もたってしまいました。
解除せずにずっと待っててくださったあなた!
なんて心が広いのぉ〜!! 感謝、感激〜。
え、来なかったことにも気が付いてなかったって?
かはは、そんなお気楽なあなたも大好きです。
今週から、またぼちぼち書くつもり。
来なかったら… 「いしともまたサボったな。」
って思っといてくださいまし。ヾ(- -;)オイオイ
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■■ 校 正 ■■
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久しぶりの今日は校正のお話。
いきなり「校正」っていわれても??? かな。
「ゲラ刷り」なら耳にしたことあるでしょ。 同じ意味だよ。
印刷物の仮刷りと原稿をくらべて、文字の打ち間違い(誤植)
を探して訂正する作業のことだね。
なんでゲラ刷りって言うかって?
昔々、まだ鉛の活字を1文字1文字拾って印刷してた頃
その組んだ鉛の活字を入れる箱のことをゲラって言ったんだ。
そこからゲラ刷りって言われるようになったんだって。
で、ゲラ・校正は1回目を初校。
2回目を再校。それ以降を三校・四校って言う。
いしともの会社では、最高15校までやったことあるよ。
直しても直しても、どんどん原稿が変更になるのさぁ。(泣)
これから出版しようと考えてるあなた!
あきらめも肝心だから…。
まあ、普通は多くても三校くらいまでだね。
で、めでたく校正完了ってのは「校了」
もうあとはそっちで確認してくれればいいよん。
って言うのを「責任校正」とか「責了」とか言うんだ。
じゃあ、校閲っての聞いたことある?
あんまり聞き慣れない言葉だね。
これは、校正より一歩進んだって言うか、奥に入ったって言うか。
書いてある内容のことまで、確認・訂正することなんだ。
表記ゆれや、明らかな著者の勘違いや、書き間違い
なんかもチェックして訂正することだよ。
とっても専門的な知識なんかも要求される難しい作業。
出版社や新聞社の「編集者」と呼ばれる人たちには
必要とされる技術だね。
そのほかの校正には、色校正なんていうのもある。
希望の色に仕上がっているか、
色の指定が間違ってないか、なんかを確認するんだ。
色校正には、本機校正と簡易校正がある。
本機校正は字のごとく、本番とほぼ同様の
印刷機で印刷する方法。
簡易校正は、印刷機ではない、たとえばプリンタ
のようなものから出力する方法。
最近はコストダウンのために、
簡易校正したもので確認することが多いんだ。
それがさ、プリンタで刷ったものが
とっても綺麗なんだよねぇ…。
特に顔料系のインクなんかで刷った時にゃあ
発色がいいんで、印刷機で刷ったもののほうが
見劣りしたりするの。(笑)
あとで結構トラブルになりやすいんで、
ここだけの話、色校正はなるべく持ち帰ってくるのさ。かはは。
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■■ 校正畏るべし ■■
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いしともの父ちゃん(社長)が、丁寧に切り抜いて
しまってある新聞記事がある。
史上最悪とも言えるザル校正の話。
約6年前のこと、印刷製本して発行を待つばかりの
三重県阿児町の町史に、なんと校正ミスが
2500箇所も見つかっちゃった!!!
ちゃんと専門の町史編集委員がいたんだろうにねぇ…。
自費出版ならうやむやにすることもできるけど、
公費で出版して後世に残す町史だもの、訂正しなくっちゃ〜。
ってことで、訂正して印刷製本をやり直したんだ。
がしかし、出来上がった本に再び多数の間違いが見つかった。
今度はもう販売されてたんで、仕方がないから249箇所の
正誤表を作って購入者に発送したんだって。
ああ、くわばらくわばら。
昔は、良く似た字を拾っちゃうミスが多かったんだけど
最近はPC入力だから、変換ミスは同音異義語。
「変漢ミスコンテスト」なんてのもあったりして、
とんでもない変換に大笑いもしちゃうよね。
ところで、初版本がなぜ高値になるか知ってる?
これも校正ミスのせいなんだよ。
書籍って完璧ってまずない。。。ズルッ(ノ_ _)ノ
で、増刷(増版)される時にこっそり修正される。
あのね、増刷りされる時には1刷、2刷って呼ばれるの、
で、大きな改訂を伴う増刷のときは1版、2版ってなるんだ。
「第2版 3刷」みたいにね。
だから、たくさんの間違いがあるであろう初版本は
コレクションの対象になるってわけさ。
校正って面白い? 現場はヒヤヒヤもんなんだよぉ。
大体が「絶対これダメ!」っていうところを間違えるんだ…。
いしともが一番嫌なものってなんだか知ってる?
納品して会社に帰ってきたとたんに
その客先からかかって来る電話。
ほんと、心臓に悪いからやめて欲しいわ。
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■■ まぐまぐいしともの本棚 ■■
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いしともの友人の「安井レイコ」がe-BOOKを出版したよ〜♪
安井レイコのハーモニー・キッチン
─料理研究家のスローな食べもの、ワクワク毎日
http://www.papy.co.jp/act/books/1-29986/
レイコは頑張りやで弱音をはかないから、
リラクゼーションしたり、お洋服を買ったり、
おいしいもの食べたりってイメージが先行しちゃって、
華やかな部分ばかりが目立つんだけどね。
本当はそこに行きつくまでに色々頑張って来たし
いまも目いっぱい前向きに生きてるんだ。
ってことがとっても素直に伝わってくるいい本だよ。
私には、一生懸命頑張ってる人への応援歌にも聞こえるかな。
明日頑張れる力になるかも、是非読んでみてね。
最後の最後までねばって、手直ししたらしいから
変換ミスはないと思うけどね…。ふふふ。
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■■ 跋 文 ■■
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久しぶりに、あなたへのラブレター書いてるみたいな気がする。
メルマガって不思議だね。
また頑張って書くから、これからもよろしく〜〜!!
では、また来週お目にかかれますように。(^ー^)ノ~~Bye-Bye!
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・「おきらくいしとも」は時々、
思い込みで間違いを書くことがありそうだ。
・「おきらく印刷術」を、重要な場面でお使いになる時は、
今一度、内容をご自分で確認してからお使い下さいねぇ〜。
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■■ プロが教えるおきらく印刷術 −76の質問− ■■
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■ 発行者 : 有)イシグロ高速印刷 いしとも(石黒智子)
■ バックナンバー : http://blog.mag2.com/m/log/0000162590
■ ブログ : http://blog.ishiguro-print.biz/
■ メール : スパムが多すぎなので削除!
このメールに返信でいしともに届くよ。
■ 登録・解除 : http://www.mag2.com/m/0000162590.html
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ぶっちぎり指南塾の「つばめやさん」→ http://tinyurl.com/qg8ag
からのプレゼント企画。
ご存知の方は、今頃何じゃい! ですが。
実はこのシール、うちで作らせていただきました。
ええ、こんなものも作るんです。
なんたってマルチ印刷屋ですから、
いえ、田舎なので何でもやらないと食べていかれません。
今回、条件に合う方にこの風水開運シールを
どーんとプレゼントしてくれます。
まあ、どんなもんか見るだけでも見てくださいまし。
http://blog.ishiguro-print.biz/
ついでに、爆笑・大阪珍道中もよろしかったらどうぞ…。
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■■ (・ ・)えっ? 無料? ■■
http://tinyurl.com/jwy4k
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「大人の勉強法」
http://tinyurl.com/jwy4k
すごいよコレ!
勉強方法って大人と子供で違うんだ…。そりゃあそうだね。
この方法なら効率良く勉強できそうな感じがする。
どんな風に勉強すればいいのかとか、集中力を増す呼吸法とか、
やる気の出し方まで教えてくれてる!!!
うそだと思う?
藁をもつかみたいあなた、無料だから読んでみてね。
きっと何かつかめると思うよ。
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